相続・名義変更の手続きを行いましょう
- 2018/01/26
- お役立ち情報
遺産と相続人が確定したら相続・名義変更の手続きを行いましょう。
遺産が確定し、誰が相続するのかも確定したら、実際に遺産を相続する手続きを行います。
名義を変更したり、解約したり、相続する財産に応じて、その具体的な手続きは多岐にわたります。
ここでは、代表的な遺産の相続・名義変更手続きを確認していきます。
該当するものについて確認しながら実際に手続きを行いましょう。
基本的な相続の手続きの流れを確認しましょう。
相続に伴って名義変更、払い戻し、解約など何らかの手続きを要する財産については、当てはまるものについて順番に対応していきます。
それぞれ大まかな流れを理解しておくとスムーズに進められます。
相続の基本的な手続きの流れとは?財産の種類と手続き先を確認しましょう
財産の種類 | 手続先 |
預貯金・貸金庫など | 銀行など金融機関 |
株式・債権など | 証券会社など |
生命保険など | 保険会社 |
自動車・バイク | 陸運局 |
不動産 | 法務局 |
ゴルフ・リゾート会員権 | 管理会社 |
相続の基本的な手続きのポイント
①手続きな必要な財産の調査
まずは相続財産を一通り探しましょう。
その上で、必要に応じて、預貯金については残高証明書、不動産については登記事項証明書など関連書類を取得し、各財産の詳細を調査して明らかにしましょう。
②必要な書類の収集・手配
戸籍謄本や印鑑証明書など、手続きに必要な書類は共通のものが多いです。
各手続きに必要な書類を確認し、必要な通数分だけ取得しましょう。
中にはコピーの提出で足りる手続きや原本を返してもらえる手続きもあります。
事前にそこまで確認しておけば無駄な書類を取得せずに済みます。
署名押印が必要な書類も併せてそろえましょう。
③各種手続き
見つかったものについて順番に手続きを進めます。
期限があるものや(何らかの支払を要する、売却して換価するなど)必要に迫られているもの、時間がかかりそうなものなど、優先順位を決めて、順番に手続きを行っていきましょう。