大阪の遺品整理における料金相場と費用を安くするコツ
大阪の遺品整理における料金相場と費用を安くするコツ
目次
大阪にはどれくらいの遺品整理業者があるの?
日本には古くから「物を大事にする」という価値観や特有の文化が根強く存在してきたこともあり、大切な方が亡くなった後には思い出を慈しみながら所有品を労り、故人を偲びながら気持ちの区切りをつけるためにも、遺族や親族で遺品整理をするという風習があります。
遺品整理をするというのは人生で何度も経験することではありませんが、年齢の序列的に祖父母や両親の遺品整理をするという方が比較的多いのではないでしょうか。
最近は「親子は同居するのが当然」とされていた時代から大きく変化し、親とその息子夫婦などによる二世帯同居もかつてに比べて減少しています。
また、少子化や核家族化も相まって高齢者の一人暮らしが増えていることから、親の遺品整理を専門家に依頼するケースは増加傾向にあります。
今、日本では、遺品整理代行業のニーズが増えると同時に、全国的にも遺品整理業者の数は年々増加しています。
では、私たちが暮らす大阪にはどれくらいの遺品整理の事業者が存在するのでしょうか?
大阪だけじゃない!全国に急増する遺品整理専門業者
遺品整理業界の健全化に取り組む「遺品整理士認定協会」が推薦する優良企業数は、2020年8月現在において全国47都道府県で863社。
そのうち、マレリークの対応エリアでもある関西地域1府5県(京都・滋賀・奈良・兵庫・和歌山・三重)に97社、マレリークが拠点としている大阪府には66社の遺品整理業者があり、近畿地方において大阪は断トツで遺品整理業者の数が多いことがわかります。
関西エリアの遺品整理業者数(遺品整理士認定協会 登録企業) | |
大阪府の遺品整理 | 66社 |
京都府の遺品整理 | 14社 |
滋賀県の遺品整理 | 10社 |
奈良県の遺品整理 | 13社 |
兵庫県の遺品整理 | 39社 |
和歌山県の遺品整理 | 6社 |
三重県の遺品整理 | 15社 |
大阪に遺品整理業者が多い理由
東京に次ぐ大都市・大阪に遺品整理の事業者が多く存在する理由、それは総人口と高齢者による単独世帯の多さにあると言えるでしょう。
全国の人口が1億2596万人である中、大阪の人口は8,824,394人となっており、全国的に人口が減少傾向に転じている一方で、大阪市にいたっては人口増加が続いているという集計結果が出ています。
しかし、若年層の人口は減少しているにもかかわらず、大阪の老年人口の増加は継続しているようです。
さらに興味深いのが世帯の状況。
大阪の全体世帯数は135万2,413世帯となっており、その約半数を占める49%が一人暮らし世帯となっています。
その一人暮らし世帯のうち42.4%が65歳以上の高齢者による単独世帯、いわゆる「独居老人」で、その数は20万1,070世帯あるといいます。
高齢者の増加に伴い年間の死亡者数が増える一方、少子化の影響により住宅の相続人や遺品整理の担い手が減少していることから、大阪で遺品整理のニーズが高まり、代行である遺品整理業者の依頼が増えているのがひとつの理由と考えられます。
大阪の遺品整理業者を上手に選ぶポイント
遺品整理業者が多い大阪で、故人の希望や遺族の意向に沿った悔いの残らない遺品整理をするためには、遺品整理業者を上手に選ぶことが重要になってきます。
依頼者が遺品整理業者を選ぶ基準とするのは、「料金」「サービス」「口コミ・評判」ではないでしょうか。
これらを把握するためには、各社それぞれのホームページを見たり電話やメール等で問い合わせることで知ることは可能ですが、依頼先の候補が多ければ多いほど比較するのは困難です。
持ち家で遺品整理をする場合であれば、売却や解体など特別な理由がない限り、じっくり時間をかけて複数社を比較することは可能かもしれません。
しかし、賃貸住宅の場合は家賃のことも考慮した上で退去期限までに遺品整理を済ませなければいけませんので、いくつもの会社を比較して選ぶ余裕がないのがほとんどでしょう。
持ち家、賃貸住宅いずれの場合でも、比較する事業者は早いうちに絞っておく方が手間や面倒も少なく、最小限のエネルギーで済ませることができるのは事実です。
大切な方を失った矢先であれば、精神的な負担も少ない方が良いですよね。
大阪に数ある遺品整理業者から良質で誠実な依頼先を上手に選ぶためには、あらかじめ目安となる料金相場やサービスの内容を知ることが簡潔的であり、安心を得るためにも重要なポイントと言えます。
料金相場|大阪の遺品整理業者を上手に選ぶポイント
大阪で遺品整理を依頼する際に重要なのは「料金面における安心」ではないでしょうか。
単に「料金が安い」という理由で決めてしまうよりも、配分された人員数や車両台数、サービス内容に伴う費用が相場より高いのか低いのか、提示された金額が適正かどうかを判断する基準として料金相場を知っておくことは有効です。
遺族に寄り添う誠実な対応と明瞭な料金システムを提供する優良な会社を上手に選ぶためにも、実際に依頼する地域に限定した料金相場を知っておくと比較もしやすくなります。
大阪の遺品整理業者に依頼する場合、料金相場は部屋の広さ(間取り)と作業人数を基準に算出していると考えて良いでしょう。
料金は、部屋の広さとそれに対して増える遺品の量、状況と作業量に伴い必要となる作業員の人数に比例して高くなっていきます。
大阪の遺品整理における料金相場
間取り | 人数 | 料金相場 |
1K | 作業員2名 | 40,000円~ |
1DK | 作業員2名 | 60,000円~ |
1LDK | 作業員3名 | 80,000円~ |
2DK | 作業員3名 | 120,000円~ |
2LDK | 作業員4名 | 140,000円~ |
3DK | 作業員5名 | 160,000円~ |
3LDK | 作業員5名 | 180,000円~ |
4DK | 作業員6名 | 200,000円~ |
4LDK | 作業員6名 | 220,000円~ |
遺品整理の基本料金については、作業時間や日数が反映される場合や、間取りではなく部屋の面積で算出している事業者などもあります。
複数社を比較する際には、面積を間取りに置き換えて料金相場と比べるとわかりやすいでしょう。
また、基本料金に含まれる作業内容は遺品整理業者ごとに異なりますので、必要な作業が含まれているか、不要な作業が多く含まれていないかなどもしっかり確認しましょう。
遺品整理業者が行う遺品整理では、「遺品の仕分け」「遺品の梱包」「遺品の搬出」「簡易清掃」が主な基本作業となります。
基本作業以外に、通常の清掃では対処が難しい腐敗汚れの除去や異臭の消臭、お部屋の除菌、害虫駆除、ペット汚れの原状回復などが必要な場合には「特殊清掃」や、パソコンやスマホのデータ整理もお願いしたい場合には「デジタル遺品整理」を利用するなど、別料金でオプションサービスを追加することも可能です。
- 関連記事:遺品整理の料金相場と費用の目安
オプションサービスの種類|大阪の遺品整理業者を上手に選ぶポイント
遺品整理の基本的な作業である「遺品の仕分け」「遺品の梱包」「遺品の搬出」「清掃作業」以外にも、一般の方では対処が困難な遺品整理にまつわる作業というのは意外に多くあります。
遺族だけでは解決が難しいという場合に、大阪の遺品整理業者がどのようなオプションサービスを提供しているか知っておくと便利ですし、遺品整理とまとめて一社に任せられるので安心です。
オプションサービスのみを依頼しても、「義理人情に厚い街 大阪」らしくほとんどの遺品整理業者が快く引き受けてくれるでしょう。
必要とする作業が遺品整理サービスの基本作業に含まれているケースもありますが、まずはオプションサービスにどのような種類があるかを知り、大阪で遺品整理業者を選ぶ際の選択肢にしても良いでしょう。
特殊清掃 |
事件・事故・自殺・孤独死の現場となり、ダメージを受けたお部屋の原状回復をするための清掃業務。 体液・汚物・血痕の除去と洗浄、異臭・悪臭の消臭、室内消毒、害虫駆除を主とする。 ペットの糞尿汚れ・消臭にも対応。 |
遺品供養・お焚き上げ |
信仰や宗派に合わせて僧侶(寺院・神社)を手配し、遺品や仏壇などの供養(魂抜き)からお焚き上げまでを行う代行業務。 自宅供養、合同供養、個別供養にも対応。 |
デジタル遺品整理 |
パソコン・スマホ・タブレット・クラウド上に残されたデータの整理や削除、パソコンのログインパスワード解除、SNS退会、ブログ閉鎖、有料サービス解約手続き、オンライン証券・ネットバンク等の確認などを行う業務。 その他デジタルカメラやスキャナー、ブルーレイ・DVDレコーダー、ポータブルオーディオプレーヤー、ボイスレコーダーなどのデジタル機器にも対応。 |
ハウスクリーニング |
室内の様々な場所に対応し、器具や洗浄剤を用いた専門技術で行う清掃業務。 フローリングの掃除・ワックスがけ/畳の入れ替え・張り替え・撤去/キッチンのレンジフードなど油汚れを含む清掃/浴室など水回りの掃除/エアコンの掃除など 家全体だけでなく、一部的な清掃にも対応。 |
リフォーム・解体工事 |
遺品整理を終えた家屋のリフォームや解体(取り壊し)工事や相談を請け負う業務。 建物全体のトータルリフォーム、お部屋・バスルーム・トイレ・キッチン・庭・倉庫などの部分リフォームにも対応。 |
不動産整理の仲介 |
遺品整理後の空き家物件に関する相続手続や売却、資産運用など不動産の活用についてコンサルティングを請け負う業務。 提携している不動産の専門家や法律の専門家との仲介サポートを主とする。 |
車両処分 |
車・バイク・農業用車両などの売却や廃車手続き、相続に伴う名義変更などの諸手続きに関する代行業務。 遺品買取と同様、車両買取に対応している場合もある。 |
その他 オプションサービス |
相続・保険関連の諸手続き代行/エアコンの取り外し/庭の剪定/不用品回収/空き家整理/生前整理 など |
大阪で遺品整理と合わせて必要とする作業や手続きがあれば、まず大阪の遺品整理業者に相談してみることをおすすめいたします。
地域に根ざしたコミュニティや業務提携している企業など幅広い交流を持つ大阪の遺品整理業者であれば対処も早く、さまざまな依頼者の悩みにも柔軟に応じてくれるでしょう。
また、遺品整理士が在籍する大阪の遺品整理専門業者であれば、要望をすべてワンストップで対応してくれる可能性もより高くなります。
オプションサービスの種類を知り、対応している事業者を比較することも大阪で上手に遺品整理業者を選ぶ方法のひとつと言えます。
- 関連記事:遺品整理と不用品回収の違い
口コミ・評判|大阪の遺品整理業者を上手に選ぶポイント
大阪の遺品整理業者を選ぶ際、多くの方が参考にしているサイトをご紹介します。
口コミや評価はあくまでも個人の感想であり、優良企業であることの証明ではありません。
掲載されている料金やサービス内容が正確ではない可能性もありますので、詳しくはHPや電話・メールで確認されることを強くおすすめいたします。
遺品整理業者への依頼は、実際の見積もりや自身の見解を基準にした上で選ぶようにしましょう。
- 関連記事:良い遺品整理業者の上手な選び方
大阪で遺品整理の費用を安くする3つのコツ
大切な方を見送り、故人の遺品整理をするというタイミングは、必ずしも心の準備や費用の蓄えができてから迎えられるわけではありません。
急な通夜・葬儀による出費に加え、お墓のことや細々とした手続きの手数料から解体工事など比較的高額の支出が必要となるケースもありますので、遺族の方は遺品整理の料金をできるだけ安く済ませたいという気持ちがあって当然だと思います。
大阪で遺品整理をする場合、作業に掛かる費用をできるだけ安く抑えたいというご事情があれば、まずは料金について率直に遺品整理業者と相談してみてください。
情に厚い大阪の遺品整理業者であれば、お得なサービスプランの案内や費用を抑えるための条件、対処策などを積極的に提案してくれます。
また事前に依頼者自身が出来ることを進めておけば、遺品整理業者の仕事を減らすことができ、全体的な費用も安く済ませることができます。
ただし、間違った方法で遺品整理を進めてしまうとかえって業者の手間と料金を増やしてしまうこともありますので、見積もりの際には予算の相談と合わせて、費用を抑える方法や算段を綿密に確認しておくようにしましょう。
こちらでは、遺品整理業者に依頼する場合に少しでも費用を安くするためのコツを3つご紹介いたします。
遺品の仕分けをしておく|大阪で遺品整理の費用を安くする3つのコツ
遺品整理の中で最も慎重さを必要とし、時間が掛かる作業となる遺品の仕分けを遺族が事前に済ませておくことで遺品整理の費用を安くすることができる場合があります。
遺品の仕分けは、搬出や清掃よりも先に済ませなければいけない最初の作業であり、重要性や後々のことを考慮して大まかでも「貴重品・形見品・再利用品・処分品・保留品」などに分類しなければならず、当然のことながら故人や家庭ごとに物品の数は異なりますので、遺品整理のプロフェッショナルでもある程度の作業時間が必要です。
この「遺品の仕分け」がある程度できていれば、遺品整理業者の作業時間も大幅にカットすることが可能になります。
作業するお部屋の物量が少なければ少ないほど作業も短時間で終えることができ、作業員の人数も少なくて済みますので作業時間や人件費を抑えられるでしょう。
ただし、悲しみが癒えていない時期や共有した思い出が多いお部屋であるほど、遺品の仕分けはスムーズに進めづらい作業でもあるため、思うように捗らないのであれば遺品整理業者に任せた方が効率的というケースもあります。
懐かしい写真や在りし日の姿が思い浮かぶ品々を手元に残すか処分するかと考えるだけで辛い場合もありますし、共に過ごした空間に故人がいないことが受け入れがたいという時もあります。
精神的な負担を抱えたまま無理に作業をするのであれば、遺品の仕分けからすべての作業を遺品整理業者にお任せした方が良いでしょう。
ゴミ・不用品の処分を済ませておく|大阪で遺品整理の費用を安くする3つのコツ
遺品の仕分けと同様に、不用品や処分するゴミの量が少ないほど作業時間の短縮になり、少人数で作業を済ませることが可能になります。
生活ゴミや不用品など廃棄品の処分に掛かる料金は、遺品整理の中でも費用の大部分を占めることもありますので、あらかじめ依頼者自身で処分を済ませておくことで費用を安く抑えられる場合があります。
一般市民が出す廃棄物と事業者が出す廃棄物では処分費用が異なる物品もありますので、近隣の定期収集や自治体に依頼する臨時収集などで処分作業を済ませておくことは有効的と言えるでしょう。
ただし、少しでも費用を安く抑えたいという思いからゴミや不用品を集めて置いておくのは、かえって遺品整理業者を手を煩わせる結果となり、費用軽減に反映できないということにもなりかねません。
前もって生活ゴミや不用品をまとめていただいたとしても、再度仕分け直すという作業が必要となった場合には追加料金が発生してしまうこともあり得ます。
遺品整理業者は、専門的な知識の元で廃棄方法に基づく仕分けを行っており、資源やリユースという形で再利用できる物は廃棄しないという選択もしますし、価値があれば高くお買取りする場合もあります。
ご自身で処分手数料を支払うよりも遺品買取などで費用が安く済ませられるケースもありますので、自己判断ではなく遺品整理業者と事前に相談した上でできることを進めておくのがいちばん安心と言えるでしょう。
鍵預け・立会いなしプランを利用する|大阪で遺品整理の費用を安くする3つのコツ
作業日程や時間を明確に決めず、お部屋の鍵を預けて遺族が立会いすることなく遺品整理業者に任せるプランを選ぶことで通常の費用よりも安くすることができるケースがあります。
このプランは、費用を安くしたい場合だけに限らず、遠方に住む遺族の方が立会うための移動時間や休みを確保できないという場合にも便利ではないでしょうか。
鍵預けや立会いなしのプランを利用すれば、業者の都合に合わせて別件の荷物と一緒に遺品の運搬・処分をしてもらうことでトラックの手配料金を抑えることができますし、業務に空きができればその時間を急遽自身の遺品整理に割り当ててもらうことも可能になります。
この場合、遺品整理を済ませるまでに期限がないことが前提となりますが、スケジュールに余裕があるのであれば鍵預け・立会いなしのプランを利用することも遺品整理の費用を安くするひとつの方法と言えるでしょう。
遺品整理業者によっては、鍵の「預かり証」を発行してくれるところもあります。
鍵預ける場合や立会いなしで遺品整理を進めてもらうという場合には、電話対応や見積もりの時点でスタッフが親身に寄り添い誠実な対応をしてくれる事業者か、信頼できる事業者であるかを見極めておくことが重要です。
大阪で優良な遺品整理業者を上手に選ぶためにも必ず3社以上で相見積もりを取り、サービスだけでなく対応もしっかり比較しておくことを強くおすすめいたします。
- 関連記事:遺品整理を料金相場より安くする方法
大阪の遺品整理はマレリークにお任せください!
遺品整理士が在籍する大阪のマレリークでは、遺品整理のみならず、孤独死や空き家整理に必要な特殊清掃から遺品買取や車両買取、解体・リフォーム工事、生命保険や自動車、不動産など相続に関する各種お手続きの代行まで幅広いサービスで対応しております。
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